~星目挽き~

「な~にしてるの?」

毎日工場で働く職人さんたちを追っかけるパチ子。

さてこの作業は何でしょう?

そろばん 職人の手 №32-1

星目挽き

この細長い線状のものは、「星目」ホシメとよばれる定位点の材料です。

この材が均一でないため、太さをそろえるために、

下の様な道具に通して太さをそろえていきます。

 

そろばん 職人の手 №32

 

 

「あれ、他に似たような工程があるな!?」と思われたそろばん通の方!

そうなんです。

芯竹を手作業で太さをそろえる時の「芯こき」と同じなんです。

大きさの違う穴が開いている板(刃物)の、大きな穴から少しずつ小さな穴に通していきます。

徐々に細くしていくことが、きれいに仕上げるコツ。

わずか1ミリの線をさらに細く…しかもきれいな円に仕上げる。

工程表には出てこない、ほんのひと手間。

 

この工程を担当しているのは、

今回もこの春入った匠の卵。

技と共にそろばん職人の心も習得していきます。