27日は「そろばんと工芸の館」からの生放送がありましたが、ご覧いただけましたでしょうかー!?

NHK総合の「ゆうどきネットワーク」という番組の、一番最初のコーナーで「雲州そろばん」をご紹介いただきました。

この時期はそろばんの出荷の最盛期で、職人とスタッフが一丸となって良いそろばんを全国の皆様へお届けできるよう頑張っています。

その生産現場の様子を伝えていただきました。

最初に245桁のながいそろばんを「ねがいましては~~~~」と、4人がかりで玉を払うところからスタートしました。

ここに私の指のアップと、たどたどしい運指でそろばんをはじく姿が全国へ流れてしまいました

その長いそろばんは、こちら。

245桁 梅玉 枠はシマコクタンの材です。 ↓ ↓

昨年 「現代の名工」に選ばれた「2代目雲文(にだいめうんぶん)」の技も紹介いただきました。

ご紹介いただいたのは「仕上げ芯こき」と呼ばれる工程で、軸となるすす竹を均一の太さに削っていく作業です。

玉の穴に合わせて竹の太さを仕上げるのですが、そろばんに仕上げた後で湿度により膨張・収縮することにも考慮しながら削っていきます。

また竹の外側は堅く内側は軟らかいので、しんこきに通す際にも細心の注意が必要です。

同じ感覚で削っていくと、軟らかい内側だけ削れてしまい、均一の太さ、丸さに仕上がらないそうです。

一本一本微妙に異なる自然物を均一に仕上げていくのは、長年培われてきた職人の技が不可欠です。

 

長年培われてきた職人の指の研ぎ澄まされた感覚。

良いもの(原材料)を見極める目。

最初の工程に入る前に「良い顔」の作品を思い描けるイメージ力。

自ら道具を作り出す創造力。

小さな材でも大切にする心。
そろばん作りの全てに職人の「心」が詰まっています。

小さな玉が上下に動くだけの道具。

そんな単純な造りだからこそ、職人の技が欠かせません。

この技をつなげていくために、これからも応援のほどよろしくお願いいたします。