~星目あけ~(ホシメアケ)
2016年スタートの「職人の手」はこちらから~★
星目(ホシメ)とは、そろばんの中桟にある定位点のことです。
この工程は職人の手 №19でもご紹介しました
「定位点穴あけ」と同じ工程の事です。
なぜ大事な工程を組立最後にしなければいけないのか。
この穴あけの位置でそろばんの「顔」が決まってしまう重要な作業だからです。
細い中桟の真ん中の位置に小さな穴を開けていくので、
かなりの集中力と技術が必要です。
この定位点の位置がずれてしまうと、
なんとも不格好なそろばんになってしまい、
最悪不良となり商品にすることが出来なくなります。

星目あけ
この大事な作業をしていたのは、、、
匠の卵くん!
次々に技術を習得し、ついにここまで任されるようになりました!
本人はかなり緊張していたようですが、
確実に仕上がっていましたよ。
あと二人の卵くんも着々と経験を積んできていますので、
また後日紹介させていただきますね~♪