そろばんが出来るまで
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- 珠づくり
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珠となる樹木を選定し、機械を使って原木をカットしていきます。
カットされた木材を十分に乾燥させてから、職人の技術で珠の形へと丁寧に削っていきます。
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- 軸づくり
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軸に使用される竹をそろばんの寸法に合わせてカットしていきます。
珠がしっかり動くように丸く磨き、細部まで丁寧に仕上げ作業を行います。
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- 枠づくり
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枠の材料となる木材を機械を使ってカットします。
軸が通るように穴をあける作業など部位ごとに必要な加工作業を行い、仮組みをしながら微調整していきます。
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- 組み立て・仕上げ
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3.15mmの珠の穴に2.93mmの軸を通していく珠入れを行います。
その後、熟練の職人が手の感覚でコンマ数ミリの凹凸を平らになるように仕上げていきます。