※2015年7月17日の再投稿です!
~継承~
匠から卵へ。
「そろばん作りは道具作り」と謳われるほど、
雲州そろばんの歴史は道具づくりの歴史とも言えます。
雲州そろばんの祖と言われる村上吉五郎も
自ら考案したロクロを使って珠づくりをしていました。
始まりの時点ですでに、雲州そろばんは独自の道具をつくっていました。
それは現代においても変わりなく、
そろばん工場にある機械はすべてオリジナル。
そのメンテナンスのやり方や調整の仕方も
長年培われてきた経験が欠かせません。
そろばん作りを陰で支える職人の技。
今日もひとつ卵へ伝えられました。